この世界には72億人以上の人間がいるわけですから、それぞれ趣味や嗜好は異なってきます。

なので一概に毛深い男性はモテないかと問われても「モテません。」と言い切ることはできません。

これほど多くの人間がいるのですから、一部にはきっと支持する人もいるのではないでしょうか。

しかし世間的な目からすると、毛嫌いする人は多いです。

よくよく考えてみてほしいのですが、ごくごく一般的な背広を着て歩いているサラリーマンの多くが毎日髭を剃らされ、眉毛や髪の毛を整えて会社に出勤している事を。

初対面の人間の第一印象は8割を見た目が決定づけるというデータがあります。

そうなのです。世の中は見た目なのです。

多くの会社は4S(整理、整頓、清潔、清掃)に躾(しつけ)を足して5Sにし、ここで言えば清潔を習慣づけようとしているのです。

特に飛び込みの営業職などで髭を蓄えた人や無精髭の人を見かけないのも、就活生が軒並み髭を剃るのも当たり前でありマナーとなっています。

それは、伸びた髭が清潔感がないと判断されて会社としてはデメリットしかないからなのです。

これまでのお話で、整えられていない毛は清潔感がないと受け取られることについて書いてきましたが、これは恋愛についても、あてはまる部分があり、髭どころか腕毛、すね毛その他各所の体毛が著しく毛深い人はやはり毛嫌いされがちで、男女問わずムダ毛の処理には気を使っているのが現状でしょう。

実際「ムダ毛の処理が行き届いていなくて幻滅した。」という声を耳にする機会も少なくありません。

脱毛クリームやレーザー脱毛にお金をかける人が大勢いるのもうなずけます。

ここまで話を聞いていると「やっぱり毛深いとモテないじゃないか。」とか思われたのではないでしょうか?

いいえそんなことはありません。

男性が美容室に行くと「髭をのばされています?」と尋ねられた経験はありませんか?

これがまた不思議な所で、会社をはじめとする現代社会においてデメリットでしかなかった髭が、恋愛や対人関係においてアイデンティティーとして認められているのです。

ミュージシャンや芸能関係者などを見ていても、髪形も特徴てきですし、髭も目を引くようにおしゃれとして整えられています。

おそらくただたんに剃刀で剃るよりも、髭の管理に手間がかかっているようにみえます。

一件ムダ毛に見える髭だって、おしゃれのアイテムの一つに変貌させることが出来るのです。

そして現代ではそれが巷において結構許されているように見受けられます。

しかし、これはあくまで「整えられた髭」であって無精髭じゃありません。

ただの無精髭なんて不快なものでしかないでしょうし、胸毛、腕毛、すね毛、その他ムダ毛は、薄い方がいいと思っています。

女性にモテたいのならば、こういったムダ毛との付き合い方をしっかり考えていく必要はあるでしょう。

また逆に生えているべき場所に毛が生えていないのも気味がわるいので、脱毛もほどほどに。

最終更新日 2025年7月2日 by okazus