工場のアルバイトの給料や詳しい内容について

工場でアルバイトをすると時給はだいたい800円から1,200円程度です。

肉体労働がメインなのでハードな仕事ほど時給が高くなる傾向です。

機械オペレーターなどやや技術的な仕事になると時給も高くなりますが、アルバイトで募集されていることは少ないでしょう。

なぜなら、技術を身につけるためにはそれなりの時間がかかるからです。

すぐに辞めてしまうかもしれないアルバイトには基本的にはすぐに仕事を覚えられるような簡単な仕事が与えられます。

バイトでも長期で続けていたらリーダーになれたり、責任がある仕事が与えられることもあります。

自動車工場で働く期間工の仕事は、時給がとても高いです。

自動車期間工の時給は1,300円から1,600円程度で月収は25万から33万円くらいが目安です。残業や夜勤が多めなので時給で計算した以上の給料がもらえます。

さらに、入社祝金や満了金というボーナスのようなものも出るので、年収は400万円前後となるそうです。

期間工の仕事はアルバイトではなく契約社員ですが、高収入を得たいフリーターの人におすすめです。

自動車期間工の仕事のように例外的に高給の仕事もありますが、そういった仕事はとても体力が必要でハードであるということも知っておくべき。

高校時代に運動部で体を鍛えていた人でも仕事のハードさに音を上げてしまうこともあるそうです。

期間工の仕事は採用されただけでは安心できず、最初の2週間で2割くらいの人が辞めていくという口コミもあります。

工場の仕事では男女の差別がないものの、肉体労働なので全くないとは言い切れないです。

「差別」という用語と「区別」という用語を誤解している人がいます。

仕事において差別は禁止されていますが、区別は必要となります。

なぜなら、区別をしないと事故やトラブルにつながるからです。

事前に見学し自分が可能な仕事かを判断してから決める

体力がない人に重いものを運ぶ作業をさせていたら、事故や怪我が起きる可能性が高まりますね。

能力に応じた仕事を与えることで事故や怪我を防ぐことになり、作業も効率化されるので人を能力によって区別をすることはむしろ重要なこと。

そのため、女性が工場の求人に応募するときには仕事内容をしっかりと確認しておくべきです。

男性でも体力に自信がない人、体の弱い人などは同じです。

求人に書かれている内容だけではよくわからないという場合には、見学をさせてもらいましょう。

たいていは面接の前や後に見学をさせてもらいます。

企業にとっても採用をする前に見学をしてもらって、自分でできるかどうか判断をしてもらうことで「採用をしたのにすぐに辞められる」という損失を減らせます。

見学を希望したのに断られるというケースはむしろ少ないのではないでしょうか。

企業は採用のために安くないコストをかけています。

せっかくコストをかけて採用したのにすぐに辞められてしまったら企業にとって損失です。

それでは2週間程度続けてから辞めるべきなのかというと、そうでもありません。

むしろ2週間程度続けてから辞められるくらいなら、すぐに辞めてもらったほうがよいこともあるのです。

先輩社員が一生懸命に新人を育成しようとがんばって、ようやく仕事を覚えたというタイミングで辞められるのが一番損失が大きいです。

1時間程度ですぐに覚えられるような簡単な仕事なら、2週間でも働いてほしいというケースもあるのでケースバイケースです。

短期間で稼ぎたいならおすすめの仕事

以上で解説してきたように、工場での仕事はそれなりに体力が必要、そのわりに時給は800円から1,200円程度。

それなら他のバイトをしたほうがいいと考える人もいるでしょう。

しかし、短期間でがっつり稼ぎたいという人にはむしろおすすめできることがあります。

クレジットカードの支払いがあるなどの理由で短期間で高収入を得たい人には、残業がたくさんある仕事、夜勤がある仕事を選ぶとよいです。

残業があると最低25%の割増賃金が出ます。

夜勤でも25%の深夜労働手当が出ます。

夜勤ならずっと25%増しというわけではなく、深夜労働時間の22時から5時の時間帯だけということも覚えておきましょう。

時給1,000円の仕事でも22時から5時の時間帯に働けば1時間あたりの稼ぎは1,250円になります。

さらに、その時間帯に残業をしたら時給1,500円で働いているのと同じ状態になります。

残業は必ずあるとは限りませんが、求人に「残業がたくさんある仕事です」「月に30時間程度残業があります」などと書かれていたらたくさん稼げる仕事です。

最後に、契約期間について解説をしておきます。

アルバイトの場合、朋和産業などもそうですが、契約期間は1か月もしくは2カ月程度の短期となっているケースが多いです。

これは期間満了で円満退職がしやすいというメリットでもありますが、企業側の都合で契約を切られてしまう可能性もあるというデメリットでもあります。

契約が終了するとしても原則として1か月前には通知してくれるので、それほど心配することがないかもしれません。

「バイトだからいつでも辞められる」とは考えず、契約期間中は最後まで責任をもって働きましょう。

最終更新日 2025年7月2日 by okazus