昔から早起きは三文の得と言われていますが、実際のところどうなのでしょうか。

まず、朝早く起きることで、それが健康的な生活に繋がるということは周知の事実です。

実際に早く起きる習慣を身につけてみるとわかりますが、早く起きることで、夜更かしをする前に眠いを感じるようになり、早寝早起きの生活スタイルに変化します。

早寝早起きした場合と、夜更かしをして夜遅くに寝て昼近くに起きた場合では、睡眠時間が同じでも体の軽さであったり、スッキリ感が違うケースが多々あります。

電気のない時代を含め、人間は古代から太陽の光と共に目覚め、行動をし、日没と共に寝るというスタイルをしてきたため、これが昼夜逆転の生活をするようになると、自律神経が乱れたり、心の病気であったり、体調不良に繋がることもあります。

それだけ、太陽の光に合わせて私たちが行動することが大切であるということがわかります。

早起きの習慣が身につくと、太陽の光で自然に起きることができ、ゆっくりと朝食の時間を作ることができます。

朝は排泄の時間と言われるほど、大切な時間帯でもあり、ゆっくり焦らずに朝食を食べて、胃腸を動かすことで、それが排泄に繋がります。

仕事や学業で忙しい生活を送っていると、どうしても朝食を抜くことがあったり、バタバタしながら食べてトイレに行く時間がきちんと確保することができないという人もたくさんいるでしょう。

それが原因で慢性的な便秘の症状に悩む人も多く、朝少しだけ早く起きる習慣を身につけることで、健康的な生活を送ることができます。

また時間に余裕のある人は、朝に散歩をしたり、軽くウォーキングやジョギングをするという人もいます。

起床してからすぐに急な運動をすることは、心臓に大きな負担をかけることになるため、運動するのであれば、起床後すぐではなく、少し時間をあけてからすることがおすすめです。

朝の運動はラジオ体操であったり、景色を楽しみながら散歩をしたりと、色々な楽しみ方がありますが、日光の光を浴びて、新鮮な朝の空気を吸いながら、自分のペースで運動をすることは健康にはとても良いと言えます。

一人で運動をすることが苦手で続かないという人は、少し大きな公園などに行くと、集団でラジオ体操をしているところもあるため、そのような場所に参加するという方法もあります。

体をサビらせないように筋力の衰えを防ぐためにも、しっかり歩くようにすると、その運動の後に食べる朝食もより美味しいと感じることができるでしょう。

また、体を動かすことで腸に刺激を与えることになり、排泄を助けることにもなります。

朝の散歩をするようになると、同じように散歩をしている人や運動をしている人と顔見知りになることもあります。

「おはようございます」と声を掛け合うこともあり、新しい知り合いや友人を作るきっかけになることもあるでしょう。

このように、早起きをすることで、三文以上の得があると言えます。

最終更新日 2025年7月2日 by okazus