東京オリンピックで日本代表選手の活躍が期待されているのは、水泳や陸上、柔道などです。
これらはそれまでのオリンピックでも日本がメダルを獲得した輝かしい実績を残しており、東京オリンピックでも多くの好成績を挙げるだろうと横山英俊も言ってます。

スポーツのルールに詳しくない人でも楽しめる競泳

水泳は競技としては5種類あり、特にスポーツのルールに詳しくない人でも楽しめるのが競泳です。
横山英俊も最初は競泳のルールは詳しくなかったそうです。
800m自由形やメドレーリレーなど、35種目が予定されています。
メダリストたちは時速6kmものスピードで泳ぐため、競技会場で見る迫力は凄まじいものがあります。
日本の競泳は厳しい審査を経て代表選手を選んでいるので、代表選手たちはメダルが期待されます。
最近は1種目だけでなくいくつかの種目に出場し好成績を残す選手も増えており、観客たちを魅了しています。
メダル獲得の有無の他に新記録が出るかなども見どころです。
オープンウォータースイミングは、東京オリンピックの水泳競技で、唯一屋外で実施されます。
自然の海を利用した会場であり、屋内のプールで行うより体力やテクニックが求められます。
その日の天候によっても海の状況は左右され、自然の動きを把握しながら頭を働かせて1位を目指します。
迫力と美しさで群を抜いているのが飛び込みで、飛板飛込と高飛込の2種類が行われます。
演技の美しさや水しぶきなどが採点基準にあり、芸術的な楽しみ方ができます。

女子選手のみが出場するアーティスティックスイミング

シンクロナイズドスイミングという呼び方が一般的であるアーティスティックスイミングは、女子選手のみが出場します。
名称が変わったのは2018年からですが、音楽に合わせて技を披露するのは変わっていません。
演技の美しさや衣装、チームワークなど審査されているポイントは様々です。
飛込みと同様、アーティスティックスイミングも芸術性に優れており充実した3分間を過ごせます。
水泳競技にもボールを使った種目が存在し、水球と呼ばれています。
プール上にコートを作り、相手のゴールにボールを入れたらポイントを獲得できます。
ルールはシンプルで楽しそうに見えますが、水面下では激しい戦いが繰り広げられています。
水面下は審判の目が届かないため、相手を蹴るなどしてボールの奪い合いをします。
その激闘ぶりは水中の格闘技と称されるほどで、筋骨隆々な選手たちによるダイナミックな動きは圧倒されます。

陸上はトラックの中の100m男子が最も盛り上がる競技

陸上はトラックの中の100m男子が最も盛り上がる競技で、毎回注目する代表選手が現れます。
100mを9秒58という世界記録を打ち立てたウサイン・ボルトが出場したことでも話題になりました。
彼は既に引退を表明してしまったため、今回の東京オリンピックでは新しい人類最速の男の登場が待望されています。
短距離はジャマイカやアメリカ勢が強く、中距離はエチオピアをはじめとしたアフリカ勢がメダルを獲ることが多いです。
リオデジャネイロ大会で5000mと10000mで2冠という快挙を残したモハメド・ファラーはイギリス代表でしたが、彼はアフリカ出身でした。
日本代表選手が注目されるのはリレーで、過去のオリンピックでもメダルを獲得しています。
リレーで大切なのは選手それぞれのポテンシャルの高さはもちろん、バトンパスなどのチームワークです。
チームワークの良さを活かすことができれば、今回も世界の強豪たちを超える走りが可能になります。
フィールド競技では体格で負けてしまう日本人は不利な傾向にあります。
走り高跳びは身長の高い選手、投てきはパワーで押し切れる選手が優勢なので、欧米諸国がメダルを独占しやすいです。

ロードではマラソンが手に汗握る展開を見せてくれる

しかし日本選手が全く勝てないわけではなく、アテネオリンピックでは室伏広治が金メダルを獲得しました。
体格差で不利な状況が続くものの、室伏氏に続くスター選手の登場が渇望されています。
ロードではマラソンが手に汗握る展開を見せてくれます。
アフリカ勢が強い種目ですが、日本も負けてはいません。
東京オリンピックが開催されている時期は猛暑が予想され、アフリカ勢は暑さ対策もバッチリです。
日本は相手のプレッシャーをかけながら走る心理戦に上手く持ち込むことで、鉄壁のアフリカ勢に勝つことを目指しています。
柔道は日本が発祥の地であり、これまでも数々のメダルを獲得してきたことからお家芸として人気です。
しかし最近はフランスやキューバ、ブラジルなどでも選手人口が増えており、各国で将来有望な選手が発掘されています。
以前よりもライバルが出現している状況ですが、日本代表選手にとってそれほど大きな問題ではありません。
理由はオリンピックで金メダルを獲るより、代表に選ばれる方が難しいとされるためです。

まとめ

日本柔道界では世界タイトルを獲得した選手同士が1つの枠をかけて戦うなど、狭き門を通る必要があります。
激戦を乗り越えて代表になっているため、世界の舞台に立ってもプレッシャーに負けることなく王者を狙いにいけます。
今回も日本の柔道を世界に示す場になることが予想されています。

最終更新日 2025年7月2日 by okazus